北の空が急に暗くなったと思っていたら
やっぱり雨が降り出した
少し様子を見ていたが
降り続きそうな雨なので
はーちゃんの小学校に傘を持っていくことにした
わたしは
子どもの忘れものとか
こういう時の傘とか
学校に届けるのが好きなのである
長女が小学校に入学したばかり頃なんて
ハンカチ一枚でも届けていた
「なかったら困るだろう」と
先回りしてしまうのだ
わたしはどうかしているのじゃないかと
子どもがお世話になった幼稚園の先生に
相談したことがあった
「わたしはおかしいですよね?やりすぎですよね?」と・・
すると先生は
「わたしのように職業を持っていると
子どもの忘れものに気がついても届けてあげられないし
忘れ物したら誰も届けてくれないことを子どもは分かっているから
自己管理をしなければならなくなる・・
忘れ物すると困るんだなと体験した方が
次は忘れ物しないようにと訓練されるかもしれないけれど・・
確かに忘れ物をいつも届けてあげていると
いつでもお母さんが持ってきてくれると
子どもは甘えてしまうかもしれないけど
おかあさんはいつも味方よって・・
おかあさんはいつも届けてくれてわたしに優しい・・
持ってきてもらうと助かるな・・自分も誰かにそうしてあげたいなって
そう思う心が育つと思うわよ・・」って・・
・・・そう・・言ってくれた
子どもを甘やかしている
ダメダメなおかあさんだけど
いつか・・
わたしの子どもが
誰かにそうしてあげたいなって・・
そう・・思ってもらえたらいいなと・・
心から・・そう・・思った
それからわたしは
考えながら忘れ物を届けるようにした
忘れ物や遠足のお弁当には
いつもメモを入れていた
教室まで届けない時は
下駄箱の靴の中に忍ばせておいた
今日も
はーちゃんの靴の中に手紙を入れておいた
はーちゃんへ
はーちゃんを愛している00ちゃんは
はーちゃんを愛しているので
傘を持ってきました
はーちゃんを愛している00ちゃんは
はーちゃんが無事に帰ってくるのを待っています
はーちゃんを愛している00ちゃんより・・
傘を届けた後
近くの商店街で
今夜の夜ご飯の買い物をした
小学校の近くで
見覚えのある男子たちが下校していたので
もう・・そんな時間か・・と思っていたら
信号の先に
届けた傘をさしながら
歩いているはーちゃんがいた
手には
さっき・・彼女の運動靴に忍ばせた
わたしが書いたあのメモを持っていた
た「読んだの?」
は「うん・・読んだよ・・」
た「どうだった?」
は「おかしくて笑ちゃった・・」
ふふふ・・
そうだよね・・
何が言いたいのかわからない手紙だもんね・・
同級生が見えなくなる場所まで歩いて
誰もいないことを確認して
2ケツして帰った
長女とはーちゃんは
わたしが書いたメモを
大事に取っておいてくれている
長女は
事ある度にわたしが書く手紙を
お財布にしまって常に持ち歩いている
クリちゃんは
その辺に放り投げている時もあるが
机の中の小さな箱にとってあるのを
わたしは知っている
勉強の偏差値はどうでもいいので
誰かのココロにそっと寄り添えるような
こうしたら・・喜ぶんじゃないかとか・・
言われる前に気づけるような
言葉をちゃんと選べるような女の子になって欲しいな・・
要するに
がんばってやったのに
出来なかったことに対してだけ
文句を言ったり
ふふふ・・
がんばったところは認めたくなくて
すべてが結果次第で
ふふふ・・
バカにするのは超得意で
ふふふ・・
こうしてあげたら喜ぶだろうなって意識が全くなくて
ふふふ・・
自己犠牲を一切持たなくて・・
ふふふ・・
外面だけは一人前で・・
あれ?・・
どっかにいましたね・・
こんな人間偏差値の低い人・・(ぽんちゃん・・おとうさんとおかあさんから何を教えてもらったの?)
ふふふ・・
人と生きて行くには
勉強偏差値より
人間偏差値の方が大事なのに・・
にしても・・
なんで・・気がつなかなかったのだろう?・・
親子そろって
こんなに性悪だと思わなかった
ふふふ・・
つか・・
本性出さないんだもん・・(計算ぽんちゃん)
ずるいよね~~
ふふふ・・
わかってたら
絶対結婚なんてしないし・・
ふふふ・・
結局は・・ぽんの人間性についての愚痴になる・・
あははは~~
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by takoyakimamasan
| 2011-06-30 19:26