出くわさなくてよかった・・の巻

はーちゃんの移動教室から1ヶ月が経った

梅雨時の日程なので

天候が気になるところだったが

3日間お天気にも恵まれ

楽しい移動教室となった



上の2人も

同じように送り出してきたのだが

出発の朝

子どもたちが乗り込んだバスを見送る度

何とも言えない感情が芽生えるのだった




心配が

度を越しているとか

自分の子どもを

必要以上に束縛したいわけでもない

むしろ

わたしのいない場所で

自分なりの時間を過ごしてくれれば

充実していればなおさら結構だ




その正体は

おそらく当時のわたしにも

よくわからない感情だったのだと思う

いくばくかの寂しさといったような・・

その類だと・・





そして・・

今回・・その感情をやっと整理する時が来た

ふふふ・・

なんて・・大げさなんだろう~






わたしは名案を思いついたのだった

ふふふ・・

大した名案でもないけどね・・





出発の朝

お弁当を作り

クッキーにメッセージを添えて

忘れ物はないか再三注意して




晴れた空の下

大きなバックを下げて登校し

出発式が始まり

いよいよバスに乗り込む

バスの窓から顔を出すはーちゃんに

「いってらっしゃい~!」と手を振って・・




バスは大きな車体を唸らせながら姿を消していった




そしてわたしは・・





急いで自宅に戻り

はーちゃんと同じお弁当をバックに押し込め

切符の確認をする

最終的な荷物の確認を手早く終え家を出る





そう・・

これから

はーちゃんが向かう目的地へ

わたしも向かうのだ




電車とバスを乗り継いで

はーちゃんが到着する頃に

わたしもたどり着ける



あまりに突拍子もない計画に

ひとりほくそ笑む

ああ・・

わたし・・

これがしてみたかったんだな・・




その場所は

何度も訪れたことがあるのだが

公共の乗り物で行くのは初めてだった

その景色が視界に入ってきた時は

ワクワクして

楽しくって仕方なかった




とにかく

はーちゃんに出くわさないように

観光スポットを巡る




移動教室の日程を

わざわざ梅雨時に設定する意味がよくわからなかったが

今回訪れてみて

その意味がよくわかった

梅雨の晴れ間

初夏の吹き抜ける風

青々とした木々のざわめき

水面の透き通る青さ

この時期ならではの

自然の美しさがあるのだと・・




レンタル自転車なんか借りちゃって

優しいおじさんに料金まけてもらっちゃって

お気に入りの音楽聴きながら

いろいろぐるぐるしちゃって

近くの温泉につかっちゃって

ソフトクリームなんか食べちゃって

バスの運転手さんにシャッター押してもらっちゃって





土産話もいいけれど

その日その場所の空間を

実際に共有出来たことは

全く有意義であった




同じ時間・・同じ場所に存在していたのにも関わらず

はーちゃんとは遭遇することもなく

無事にわたしの計画は終了した




これで

3人の5年生の移動教室に

心から感謝をすることができた





娘たちがお世話になりました

その空気に触れて

その風に吹かれて

わたしの10歳の娘たちは

何を思ったことでしょう

わたしは

その空気に触れて

その風に吹かれて

この目で見ることが出来て

その瞬間を感じることが出来て

あらゆる思いは溢れだし

とてもシアワセでした




どう生きたか・・

どう生きていきたいか・・を

再確認できるひとときとなりました





帰ってきたはーちゃんに

「いい天気だったね~~!」と

何気なく匂わせてみたら

わたしが潜入することを知っていたようで

「いないな~どこにいるのかなあ~」って思っていたとか・・・

ふふふ・・
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by takoyakimamasan | 2012-07-27 11:03